2025年4月13日(日))から10月13日(月)までの184日間にわたって大阪・夢洲(ゆめしま)で開催される「大阪・関西万博(EXPO 2025)」。
「People’s Living Lab」(未来社会の実験場)をコンセプトに、さまざまなパビリオンやイベントが展開される予定です。
中でも、NTTが展開する「NTTパビリオン」に注目。「まるで隣にいるような存在を感じる、未来のコミュニケーションを創出する」とし、「時空を旅するパビリオン」として世界初の3D技術を使った体験を提供するそうです。
NTTの次世代通信基盤「IOWN」とは?
NTTパビリオン「Parallel Travel」で使われる技術は、独自に開発した次世代通信基盤「IOWN(Innovative Optical and Wireless Network、アイオン)」です。特長は、
- 大容量
- 低遅延
- 低消費電力
の3つ。遠隔地の映像や音声、振動などの空間全体の情報をほぼリアルタイムで伝える世界初の伝送技術です。
万博会場から離れた場所(吹田万博記念公園)で収録した歌手「Perfume」のライブの様子をパビリオン内でリアルに体験でき、電気信号を光の信号に変えるIOWNの技術を活用することで、消費電力を8分の1に抑えられるとしています。
画像出典:NTT「NTT パビリオンでの体験に関する報道発表を行いました。」
NTTパビリオン「Parallel Travel」は3つのゾーンで構成
NTTパビリオン「Parallel Travel」は3つの建物(Zone)で構成。1つずつ建物を巡りながら、時空を旅する体験ができるそうです。
- Zone 1:プロローグ。「コミュニケーションの進化と普遍」
- Zone 2:メイン。世界的テクノポップユニットのPerfumeをスペシャルパフォーマーとして迎えた「IOWNによる3D空間伝送体験」
- Zone 3:エピローグ。バーチャル世界でのもう一人の自分、「Another Me 未来の可能性との出会い」を体験
体験の所要時間は20分程度、1回最大70名のツアー形式で巡ります。
4月2日には、夢洲のNTTパビリオンと吹田万博記念公園をIOWNでつなぎ、「動的3D空間伝送再現技術」と「触覚振動音場提示技術」で、世界で初めてのリアルタイム3D空間伝送体験を実施。
大阪・関西万博のNTTパビリオンでは、この収録データを活用した体験プログラムを提供するとのことです。
画像出典:NTT「NTT パビリオンでの体験に関する報道発表を行いました。」
まとめ
以上、大阪・関西万博に出展するNTTパビリオン「Parallel Travel」の概要をお伝えしました。
遠隔地の映像や音声、振動などの空間全体の情報をほぼリアルタイムで伝える技術は、今後さまざまな分野、特にアーティストのコンサートやライブ、スポーツ観戦など、リモートエンターテインメントで広がっていきそうです。
映像と音声を遠隔地に届ける技術は年々進化し、一般化してきましたが、振動などを含む空間全体の情報を遠隔地で楽しめることが、IOWNの特筆すべき点です。映画のIMAXシアターや4DX/MX4Dなどでできる体験とどう異なるのか、実際に現地に足を運んで確認できたらと思います。
なお、Voista Mediaの運営や、AI録音アプリ「Voistand」の開発を手がける株式会社ミルプラトーは、大阪・関西万博の「大阪ヘルスケアパビリオン」に出展(4月29日から5月5日までのWeek1)。「口からMIERUセルフメディケーション」と題して、健康寿命を延伸する口腔セルフメディケーション・プラットフォーム『MIERU』を展示します。
期間中、大阪・関西万博にご来場の際は、ぜひ「大阪ヘルスケアパビリオン」にもお立ち寄りいただき、『MIERU』に触れてみてください!