smoke harassment。スモハラと略される。
喫煙に関するハラスメントのこと。特に、喫煙者のタバコの煙によって、非喫煙者が受動喫煙をさせられること、服に匂いがついて不快に感じること、目の痛みや咳が起こることなどが該当する。
特に受動喫煙と健康被害については、国際的な問題にもなっている。
2005年に発効し、日本も批准しているWHO(世界保健機関)の「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」では、各国に「職場等の公共の場所におけるたばこの煙にさらされることからの保護を定める効果的な措置をとる」ことを求めている。
また、健康増進法第25条では、「国及び地方公共団体は、望まない受動喫煙が生じないよう、受動喫煙に関する知識の普及、受動喫煙の防止に関する意識の啓発、受動喫煙の防止に必要な環境の整備その他の受動喫煙を防止するための措置を総合的かつ効果的に推進するよう努めなければならない」と規定している。