刑事上、社会生活上の利益を侵害する非常に有害な行為であって、中でも刑罰による制裁が必要なもの。民事上の不法行為とは区別される。
犯罪の成立要件としては、構成要件該当性、違法性、有責性の3つがあるとするのが一般的である。
犯罪には非常にさまざまな種類があるが、日本の刑法などで定められているものは、
- 個人的法益に対する罪(殺人罪、傷害罪、脅迫罪など)
- 社会的法益に対する罪(騒乱罪、文書偽造罪、公然わいせつ罪など)
- 国家的法益に対する罪(内乱罪、公務執行妨害罪、賄賂罪など)
の3つに大別できる。