イーロン・マスク氏による買収劇で話題のTwitter(ツイッター)。
Twitterのヘビーユーザーの中には、用途に応じて複数のアカウントを使い分けている方もいるでしょう。
そんな方に朗報です。
限定したフォロワーだけにツイートを表示させる新機能「Twitterサークル」がテスト公開されました。
「このツイートは、気心の知れたフォロワーだけに届けたい」
「仲間内だけでチャット的にツイートをし合いたい」
そんなときに重宝する機能です。
新機能「Twitterサークル」とは
前述のとおり、特定のツイートを限定したフォロワーだけが閲覧できるようにする機能です。
現在はテスト公開となっており、ランダムで選ばれたアカウントのみ使用できる状態です。
現在の仕様をまとめると、次のとおりです。
- 1アカウントにつき1サークルのみ作成できる
- 最大150名までメンバーを追加できる
- サークルにフォロワーを追加や削除する際に相手に通知されることはない
- サークルを利用し発信したツイートには注釈がつく(後述)
- サークルメンバー側から他のサークルメンバーを確認することはできない
- サークル機能で投稿されたツイートはリツイート(RT)できない
- メンバーから除名した場合、過去のサークルツイートも見ることはできなくなる
※ 本公開の際に、一部変更される可能性があります。
相手に気づかれることなく自由にメンバーを入れ替えできる反面、除名されたメンバーは過去のサークルツイートが見れなくなるため、無用なトラブルを招かないように注意しましょう。
新機能「Twitterサークル」の設定と使い方
1. ツイートボタンから新規ツイート作成画面へ
2. アイコン隣の「全員」ボタンをタップし、オーディエンスの選択画面へ
3. Twitterサークルの概要を確認し「OK」をタップ
4. 「おすすめ」タブからメンバーに追加したいフォロワーを選択
5. ツイート新規作成画面へ戻り、「全員」から「Twitterサークル」へ変更
以上で設定とツイートは完了です。
以降はツイート作成時に「Twitterサークル」を選択するだけでサークルメンバーだけにツイートが表示されます。
Twitterサークルを利用したツイートは、以下のように表示されます。
リツイートボタンはグレーアウトしており、利用することができません。
また、サークルメンバーに招待されている側も、他のメンバーが誰なのかを確認することはできません。
まとめ
いかがでしょうか?
「仕事と趣味の話は分けたい」
「プライベートな話は気心の知れた友人だけに読んでもらいたい」
そんな方には待望の機能ではないでしょうか。
これまでアカウントを分けて使っていた方も、「Twitterサークルを使えばいいや」というケースが増えるはずです。
Twitterサークルの公式情報は、以下のページでご確認ください。
https://help.twitter.com/ja/using-twitter/twitter-circle
個人的な要望として、今後サークルを複数作成できるようになると、いっそう利便性が上がるでしょう(誤ツイートの可能性も上がるため、利用時は要注意ですが)。また、「サークル」というフォロワーの指定方法だけでなく、「除外」の設定ができるともっと便利ですが、今後に期待しましょう。
ぜひ、新機能「Twitterサークル」に注目してみてくださいね。