コロナ禍の影響で巣ごもり期間が長期化する中、「飲みに行きたい!」「カフェでのんびりしたい」「旅行に行きたい!」という欲求は高まるばかりなのではないでしょうか?
音というのは雰囲気を変える大変重要なファクターで、気分にあった音を聞くことで集中力を高めたり、リラックスしたりできることは、みなさんも体感しているはずです。
集中力を高めるための音としては、「人間であれば静かな喫茶店くらい、50デシベル程度の雑音があるといいでしょうね。それくらいの雑音があったほうが、学習は進みます」と言われています(「集中力を上げる効果はない」とわかっていても、脳研究者が仕事中にBGMをかける理由 を参照)。
そんな昨今にぴったりで、ながら聞きにも気分転換にも最適な、環境音をBGMにできるおすすめのサイトをご紹介します。ぜひ試してみてくださいね。
1. シンプルなカフェの環境音「Coffitivity」
カフェの環境音だけにこだわったサイトです。
種類
- 朝のカフェ
- ランチタイム
- 大学のラウンジ
- ☆パリ
- ☆テキサス
- ☆ブラジル
☆のついたものは有料ですが、各国ならではの空気を感じられます。
2. カフェの音と雨、さざ波、暖炉、鳥のさえずりの組み合わせを楽しめる「Soundrown」
カフェと雨など複数の音の組み合わせをBGMとして流すことができます。もちろん、自然の環境音だけも楽しめるので、あなた好みのシチュエーションを探してください。
種類
- カフェ(コーヒーショップ)
- 雨
- さざ波
- 暖炉(パチパチと木が燃える音)
- 夜の自然(鈴虫やフクロウの鳴き声など)
- 線路を走る電車の音
- 水のせせらぎ
- ホワイトノイズ
- 公園
3. 作業用BGMを中心とした日本語サイト「おと風景」
カフェの音などを聞くことができます。音源はYouTubeのプレイリストであり、複数の種類を組み合わせられませんが、動画の時間が決まっているため(10数分から数時間)、「3時間だけ集中して作業を行う」といった時間を区切った利用に最適です。
種類
- カフェ
- 水
- 電子音楽
- 虫の声
4. 雨や嵐の音が好きな人には「RAINY MOOD」
雨と雷の音のみのシンプルなサイトです。再生ボタンと音量バーのみで、簡単に再生できます。
たとえば、天気のよい晴れた日、外に出かけたくなる気分を抑えるために、あえて大雨の日をBGMで演出する、といった使い方ができます。
種類
- 雨と雷
5. メキシコのバーの雰囲気を楽しむ「I Miss My Bar」
メキシコのカクテルバー「Maverick」が、コロナの収束を願って制作したサイトです。バーならではのシェイカーを振る音などをミックスできます。
また、Spotifyとも連携しており、Spotifyにログインすれば、MaverickのバーテンダーがセレクトしたBGMも楽しめます。
夜の宅飲みも、一気にムードが増すこと間違いありません。
種類
- バーテンダーの作業音
- 会話
- がやがやした音
- 雨の音
- 夜の虫の音
- ドリンクを注ぐ音
- 雑踏
6. 世界75カ国の土地のリアルな音が2,000件以上聴ける「Cities and Memory」
聞きたい地域をGoogleマップから選ぶことで、世界のさまざまな土地の音を聞くことができます。こちらは、だれでも音を投稿できるため、まさにリアルな場所が登録されており、たとえば東京では、渋谷駅前の交差点の音などが楽しめます。
実際に旅行で訪れた地域に思いを馳せるもよし、行ったことのない地域の音を聞いて想像を膨らませるもよしです。
まとめ
いかがでしょうか? 筆者も環境音を楽しみながらこの記事を書いてみましたが、音楽をかけたときよりもずっと捗ったように感じます。
また、旅行に出かけられるようになったときには、その土地の音を録音するのも楽しいのではないかと思いました。あなたが落ち着くと感じた場所の音が手軽に聞けたら、スムーズに気持ちを切り替えられそうです。
録音の際には、iOS向けの録音アプリ「Voistand」がおすすめです。いつどこで録音したかが自動で記録され、カレンダーにもとづいて管理できるため、後から聞き返す際も見つけやすのが特徴です。