令和時代の育児ハックは、どんどん進化しています。
写真や動画をスマートフォンで手軽に撮影できるようになり、育児記録を残しやすくなりました。育児に役立つアプリもたくさんあり、乳幼児検診の際の振り返りも格段にしやすくなったと思います。
しばらく家事をする合間などに、ベビーベッドにスマホを取り付け、祖父母とFaceTimeやZoomでつなぎ、見守りに協力してもらう方法も流行っているようです。
そんな中、最近注目を集めつつある、録音アプリやボイスレコーダーを活用した育児ハックをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
動画撮影にはない「録音」の魅力とは
「育児記録なら、動画で撮影すれば映像も残せるし十分なのでは?」と思った方もいらっしゃるでしょう。
しかし、寝つく前のおしゃべりなど、普段の何気ない会話の中での子どもの一言こそ、ユニークで印象に残っているという方も多いものです。
音声録音であれば、録音状態にしたスマホやボイスレコーダーを置いておくだけで、日々の記録を残せます。
また、動画撮影では、動き回るお子さんにスマホを向けつづける必要があり、状況としてむずかしい場合も少なくありません。特にワンオペ育児の際は、撮影に専念するのはなかなか大変です。
つまり、音声録音には、
- 長時間の記録もしやすく、思いついたときに前もってセットしておける
- 寝かしつけなど手が離せないときや、部屋の明かりを消した状態でも記録として残せる
- 画角や構図を気にせず、そのときの自然な雰囲気を残せる
といった魅力があるのです。
また、音声の自動文字起こしを楽しむのもおすすめです。AI録音アプリ「Voistand」には自動文字起こし機能があるので、
- 言葉を覚えて間もない子どもの舌足らずな言葉が、どのようにテキスト化されるのかを楽しむ
- 幼稚園児への絵本の読み聞かせのあと、感想を話してもらい、音声と文字起こしテキストとして保存しておく
- 小学生の音読の練習として、文字起こしの精度が高まるようにハキハキと読み上げることをクセづける
といった、年齢に応じた多様な使い方ができます。
参考:AI録音アプリ「Voistand」の自動文字起こし機能が便利。議事録やメモづくりに活用!
以下、育児ハックとしておすすめな録音アプリの3つの使い方をご紹介します。
1. 家族の声で絵本の読み聞かせ
親子のコミュニケーションの時間となるのはもちろん、感性を育てたり、子どものおしゃべりの発育によいとされる絵本の読み聞かせでも、音声録音は役立ちます。
スマートスピーカーに電子版の絵本を読み上げてもらうという方法も流行りつつあるようですが、パパやママ、遠方に住む祖父母が読んだ声を録音しておくという使い方がおすすめです。
必要なものは、録音アプリだけ。
1冊の本でも「ママバージョン」「おじいちゃんバージョン」などを複数録音しておいて、子どもと一緒に聞きながら絵本をめくると、単純に楽しいだけでなく、読む人による発音や発声の違い、強調して読み上げる部分の違いなどがわかり、よい体験になるはずです。
特に、コロナ禍でなかなか会えないおじいちゃんやおばあちゃんが、お孫さんを思って読み上げた音声は、きっと愛情にあふれているはず。子どもが大きくなったときの宝物になること間違いなしです。
2. 話し初めやユニークな音声を録音
お子さんの第一声を記録として残せたら感動的ですよね。
スマホの動画撮影ではむずかしい長時間の記録も、録音アプリなら簡単に叶えられます。また、過去にボイスレコーダーや別のアプリで録音した音声データも、Voistandに取り込むことができるので、一元管理が可能です。
参考:AI録音アプリ「Voistand」に、インポート機能が登場。クラウドやPCからデータ移行が可能に!
赤ちゃんが何となく「パパ」「ママ」と声を出しそうなとき。笑顔とともに「キャッキャ」と声を上げそうなとき。そんなときは、録音アプリを立ち上げて、感動の瞬間を録り逃がさないようにしましょう。
もう少しでしゃべり出しそうなわが子に後ろ髪を引かれながら仕事へ向かうパパやママ、その場になかなか立ち会えない祖父母にも感動を共有できます。
また、幼稚園児ともなると、よく見ているアニメの歌はもちろん、大人っぽい流行歌を唄い出したり、どこで覚えたのかラップのような歌とも独り言ともいえない言葉をよろこんで話し出したりします。
そんな瞬間瞬間を録音しておくのもまた、よい育児記録になるはずです。
3. 他愛のないおしゃべりを録音
写真や動画はスマホですぐに撮影することができる反面、いざカメラを向けると緊張してしまったり、逆にハイテンションになったりして、子どもの自然な姿を残しにくいという欠点があります。
- 兄弟や友だちなど子ども同士の会話
- 就寝前のその日の振り返り
- 保育園や幼稚園であったことの報告
などなど、日常の自然な会話を残しておけば、将来の最高の癒しになることでしょう。
ここでもVoistandが役立ちます。カレンダー形式でデータが保存されるので、何となくの記憶さえあれば、音声がすぐに探せて便利です。また、すでに触れたとおり、自動文字起こし機能があるので、音声をすべて聞き返さなくても、どんな内容かをテキストで把握できます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
お子さんの成長記録はいくらあってもよいものですよね。スマホを置いておくだけで、生き生きとした声を記録に残せるため、手軽にたくさん録りましょう。
お子さんが大きくなり、反抗期などを迎えた際にも、幼いころの何気ない時間、何気ない会話に触れることで、親の育児ストレスもいくぶん軽くなるでしょう。また、夕食時などにお子さんと一緒に聞くことで、家族の愛情をあらためて確認し、よい関係を取り戻すきっかけになるのではないでしょうか。
ぜひ、お試しください。