韓国のNAVER社が提供しているAI翻訳アプリ「Papago(パパゴ)」をご存知でしょうか?
https://papago.naver.com/
13言語に対応しており、特に日韓翻訳や韓日翻訳に優れています。たとえば、日本語や韓国語での音声翻訳には「敬語」という設定があったりと、アジア語圏にとても適した翻訳アプリです。特に海外旅行で力を発揮してくれるでしょう。
デスクトップでは「テキスト翻訳」が利用できますが、スマホアプリでは「音声翻訳」や「画像翻訳」などさまざまな機能が使えるので、普段づかいにはスマホアプリが便利です。
ちなみに、「Papago」という名前はエスペラント語で「オウム」という意味。
人間の言葉を真似て話すことができるオウムをアプリのイメージとして使っており、アイコンのモチーフにもなっています。
以下、スマホアプリ(iPhone版)の使い方を解説します。
まずはアプリをダウンロードし、起動してみましょう。
音声入力でカジュアルに使える「音声翻訳」
スマホに向かって翻訳したい内容を話すことで、指定した言語にリアルタイムで翻訳し、音声を自動再生してくれるのが「音声翻訳」です。
人混みの中などで雑音が多い環境では、マイクを長押しにした状態(push-to-talk)で話すと音声認識の精度が高まります。
マンツーマンの会話のための「会話翻訳」
外国人との一対一の会話が必要な場合に役立つ機能です。
自分が話した内容を相手の言語に翻訳し、相手が話した言葉を自分の言語に翻訳してくれるのが「会話翻訳」です。
マイクを長押しにした状態(push-to-talk)で話すと音声認識の精度が高まるのは、「音声翻訳」と同じです。
文章を入力して翻訳したいなら「テキスト翻訳」
相手に尋ねたいけど、地名や人名の正しい読み方がわからないなど、音声入力がむずかしい場合は「テキスト翻訳」を使いましょう。翻訳したい文章をテキストで入力すると、リアルタイムで翻訳してくれます。音声での読み上げも可能です。
看板やメニューを翻訳したいなら「画像翻訳」
お店の看板やメニュー、商品のラベルや成分表など、さまざまな翻訳に使えるのが「画像翻訳」です。
スマホのカメラをかざしてボタンを押せば、自動翻訳されます。
画像内の文字の原文と翻訳文をテキストで出力してくれるのも便利です。
まとめ
以上、AI翻訳アプリ「Papago」のスマホアプリ(iPhone版)の使い方を解説しました。
アジア語圏、特に日韓翻訳・韓日翻訳に強みのあるアプリというのは、とても貴重だと思います。
これまでGoogle翻訳などを使ってきた方も、ぜひ「Papago」を使ってみてください。