privacy。ラテン語の「privatus」(他から分離して、自身に帰属させた)が語源とされる。
私生活に関する情報を公開されない自由や、私事について他人からの干渉を受けない自由のこと。これらが法的に守られる権利を「プライバシー権」という。
近年では、他者が管理している自己の情報について開示・訂正・削除を求めることができる権利(自己情報コントロール権)を含むとされ、個人情報保護法によって法制化されている。
日本におけるプライバシー権の法的根拠は、憲法第13条(生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利)にあるとされる。また、権利侵害に対する訴えは、民法第709条(不法行為による損害賠償)が根拠とされる。