bit rate。単位時間あたりで転送または処理されるビット数のこと。通常は1秒あたりの速度を表す「bps」(bit per second、ビット毎秒)が使われる。
ビットレートが高いほど、音声データは音質がよく、映像データは画質がよい。
サンプリングレートとの関係は、次の式で表せる。
サンプリングレート(Hz)× ビット数(bit)= ビットレート(bps)
たとえば、音楽CDはサンプリングレートが44,100Hz、ビット数が16bitなので、ビットレートは705,600bps(705.6kbps)であるが、ステレオで2チャンネルあるため、倍の1,411200bps(1,411.2kbps)がビットレートとなる。
なお、サンプリングレートが高いと音声や映像が滑らかに、ビット数が多いと音声や映像が表現できる量が多くなり(表現力が上がり)、音質や画質がよく感じられる。