Apple社の音声アシスタント。Speech Interpretation and Recognition Interfaceの略とされる。
iOS、macOS、watchOS、tvOSを搭載したデバイスで利用できる。AIを活用した自然言語処理にもとづき、会話の受け答えや操作指示などを行う。2011年10月公開のiOS5で初めて搭載され、英語・ドイツ語・フランス語に対応。2012年3月公開のiOS5.1で日本語にも対応した。
2019年8月に、内部告発によってSiriを通じた盗聴問題が発覚。それを受け、Apple社は「Siriのプライバシー 保護機能を強化」というステートメントを発表し、次のポリシーを明らかにした。
- デフォルトでは録音音声を保持しない。文字起こしされたデータは今後も利用
- 音声サンプルの利用を、Siriの機能向上という目的のためにユーザーの許可を得る形に
- Appleの従業員のみによる対応(第三者への提供の禁止)