ホーム ビジネス 労働時間が長くなるにつれてうつ病・不安障害が増加傾向に【令和5年版 過労死等防止対策白書】

労働時間が長くなるにつれてうつ病・不安障害が増加傾向に【令和5年版 過労死等防止対策白書】

この記事のサマリー

  • 労働者1人当たりの年間総労働時間は、ゆるやかな減少傾向
  • パートタイム労働者が増加しているため、年間総労働時間が減少
  • 非正規労働者の割合と同様、労働時間にも男女で大きな差が出ている
  • 運輸業、郵便業は長時間労働の傾向があり、脳・心臓疾患の労災事案も多い
  • 長時間労働が原因の睡眠不足は、幸福感の低下やうつにつながる可能性も

目次

厚生労働省は、2024年10月11日に『令和5年版 過労死等防止対策白書』を公表しました。

この白書では、

  • 労働時間やメンタルヘルス対策等の状況
  • 過労死等の状況
  • 過労死等をめぐる調査・分析結果
  • 過労死等の防止のための対策の実施状況

などが盛り込まれ、近年の就労者の労働環境や、業種別に見た疾患リスクの傾向などがまとめられています。

今回は、上記の中でも「労働時間」と「メンタルヘルス」に関する項目についてご紹介します。

労働時間に関する傾向

日本国内の全体の労働時間

近年、労働者1人あたりの年間総労働時間は、ゆるやかな減少傾向にあります。

また、所定内労働時間・所定外労働時間をそれぞれみてみると、所定内労働時間は長期的に減少傾向が続いており、所定外労働時間については令和2年度に大きく減少し、令和3年度・4年度でやや上昇傾向でした。

※ 所定内労働時間は、法定労働(原則として1日8時間、1週40時間以内)とは異なります。所定労働時間は会社により異なり、たとえば1日7時間の会社で、8時間働いた場合の所定外労働時間は1時間です。

一方、パートタイム労働者は年々増加傾向にあり、全体の31.6%を占めています。パートタイム労働者の増加が年間総労働時間の減少につながっていることはほぼ間違いないでしょう。

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