ホーム 学習 マスク生活で口元が老化? 滑舌、表情筋、脳トレにもなる早口言葉にチャレンジ!

マスク生活で口元が老化? 滑舌、表情筋、脳トレにもなる早口言葉にチャレンジ!

この記事のサマリー

  • マスクで衰えた口まわりの筋肉を、早口言葉で鍛えよう
  • 言いにくい早口言葉を通じて、自分の弱点を見つけよう
  • 早口言葉に慣れたら歌舞伎十八番「外郎売」にチャレンジ

目次

新型コロナウイルスの感染拡大によって、私たち一人ひとりに求められるようになった「新しい生活様式」。以前に比べて会話が減ったことに加えて、マスク越しのボソボソとした話し方で、口元がすっかりなまっていませんか?

油断していると、いつのまにか口元や舌の筋肉が衰え、「声が小さい」「聞こえにくい」「滑舌が悪い」「口角が下がってる」という印象になってしまっているかもしれません。

口元や舌の筋肉、滑舌のトレーニングには、早口言葉がうってつけです。

口のまわりの筋肉が使われ、表情筋の改善や口角のリフトアップになります。また、特に舌の筋肉を使うことで、睡眠時無呼吸症候群の予防にもなります。

今回説明する内容は、アナウンサーや声優を目指す人の滑舌練習にも取り入れられていたり、脳の活性化にもつながることから、認知症予防としてデイサービスなどでも注目されたりしています。

口元を鍛えることはいいこと尽くめ。ぜひチャレンジしてみましょう。

言いにくい言葉の特徴3つ

定番の早口言葉である「東京特許許可局」「カエルぴょこぴょこ3ぴょこぴょこ」「バスガス爆発」など、口がもつれて言いにくい言葉には、大きく3つの特徴があります

  1. 舌を使う拗音(ようおん)が入っている(「きょ」「ぴょ」など)
  2. 唇を使う「マ行」や「バ行」が入っている
  3. 脳と発声が混乱しやすい似た言葉の繰り返し(「暖かかった」「口利き疑惑」など)

さらに、「カ行が言いにくい」「サ行が苦手」など、自分が早口言葉のどこでつかえてしまうかを気にしてみましょう。

最初はスラスラと言えなくても、つかえてしまう部分を繰り返し練習することが、滑舌や口元のトレーニングにつながります

口元をほぐす準備運動

まず、準備運動から。

発声練習と、マスクで隠れて凝り固まっている口元のマッサージに取り組みましょう。

  1. 日本語の母音である「あ・い・う・え・お」を、大きく口をあけて5回ほど発声してみましょう。
  2. 頬に空気を含んで、口の中でころころと転がしましょう。空気の球を、右頬→上唇の裏と歯の間→左頬→下唇の裏と歯の間→右頬へと移動させるイメージです。
  3. 左右それぞれの頬のお肉をつまんで揉みほぐしましょう。

以上です。口元が少し柔らかくなったでしょうか?

鍛えるべき場所はここ!
早口言葉で自分の弱点をチェック

次に、早口言葉の練習です。

できるだけ大きく口をあけ、はっきりと大きな声で練習できるとベターです。つっかえてしまった単語は、その単語のみで繰り返し練習するのもおすすめです。

なお、練習しているうちについ必死になってしまうので、正しく言えているかどうかを確認するには、スマートフォンのボイスレコーダーで録音するのがおすすめです。

では、チャレンジしてみましょう。もつれずに言えればクリアです。

1. 舌のチェック

みちょぱとぴょんぴょんきゃりーぱみゅぱみゅ

旅客機の旅客は旅行業協会

今日の顧客は剣客と老若男女の高架橋橋脚見学者

2. 唇のチェック

部費で備品の部品と豚のビュッフェを買う部員

マサチューセッツ州の魔術師手術準備室で手術中

孫マグカップもまれに見るミレニアムアルミニウムマグカップ

3. 脳と発声のチェック

とてちてた とてちて とてちて とてちてた おっと踊った とんつつ とんつつ ととんつつ どんたく踊りを踊ろうぞ

歌うたいが歌うたいに来て 歌うたえと言うが 歌うたいが歌うたうだけうたい切れば 歌うたうけれども 歌うたいだけ 歌うたい切れないから 歌うたわぬ

以上、すべての早口言葉をスラスラと言えた人は、まずいないと思います。「舌の動きが鈍っているな」「唇が引きつる感じがした」など、マスク生活で特に衰えた部分は人によって異なるはずです。

自分の弱点に該当する早口言葉を重点的に練習しましょう。

慣れてきたら歌舞伎十八番の「外郎売」に挑戦

さらに練習したいという向上心あふれる人には、アナウンサー、俳優、声優を目指す人が発声や滑舌の練習に使う、歌舞伎十八番のひとつ「外郎売(ういろううり)」の長台詞に挑戦してみるのがおすすめです。

全文はかなり長いので、特にトレーニングになりそうな2段を抜粋してご紹介します。

本文段落三

そりゃそりゃ、そらそりゃ、まわってきたわ、まわってくるわ。アワヤ(のんど)、サタラナ(した)に、カゲサ歯音(しおん)。ハマの(ふた)つは(くちびる)軽重(けいちょう)開合(かいごう)さわやかに、アカサタナハマヤラワ、オコソトノホモヨロヲ、ひとつへぎへぎに、へぎほしはじかみ、ぼんまめ・盆米ごんごめぼんごぼう・摘蓼(つみたで)摘豆(つみまめ)摘山椒(つみざんしょう)書写山(しょしゃざん)社僧正(しゃそうじょう)小米(こごめ)のなまがみ、粉米(こごめ)のなまがみ、こん粉米(こごめ)小生(こなま)がみ、繻子(しゅす)ひじゅす、繻子(しゅす)繻珍(しゅちん)(おや)嘉兵衛(かへえ)()嘉兵衛(かへい)(おや)かへい、()かへい、()かへい(おや)かへい、

ふる(くり)()古切口(ふるきりくち)雨合羽(あまがっぱ)(ばん)がっぱか、貴様(きさま)のきゃはんも皮脚絆(かわぎゃはん、)(われ)ら>が脚絆(きゃはん)皮脚絆(かわぎゃはん)、しっかわばかまのしっぽころびを、三針mはりはりなかにちょと縫ふぬうて、ぬうてちょとぶんだせ、かわら撫子なでしこ野石竹のぜきちく

のら如来(にょらい)のら如来(にょらい)()のら如来(にょらい)()のら如来(にょらい)一寸(ちょとさき)のお小仏(こぼとけ)におけつまずきゃなるな、細溝ほそみぞにどじょにょろり。きょう生鱈奈良なまだらならなま学鰹まながつお、ちょっと四五貫目しごかんめ、お茶立ちゃたちょ、茶立ちゃだちょ、ちゃっとちょちゃだちょ、青武茶筅あおたけちゃせんでおちゃちゃっとちゃ

本文段落四

()るわ()るわ(なに)()る、高野(こうや)(やま)のおこけら小僧(こぞう)(たぬき)百匹(ひゃっぴき)箸百膳(はしひゃくぜん)天目百杯(てんもくひゃっぱい)棒八百本(ぼうはっぴゃっぽん)武具・馬具(ぶぐ)ぶぐ・ばぐ)、ぶぐ・ばぐ、()ぶぐばぐ、()わせて武具・馬具(ぶぐ・ばぐ・)()ぶぐばぐ、

菊・栗きく・くり・きく・くり・三菊栗みきくくりわせて菊・栗・六菊栗きくくりむきくくり(むぎ)ごみ、(むぎ)ごみ、()(むぎ)ごみ・()わせて(むぎ)ごみ()(むぎ)ごみ。あの長押(なげし)長薙刀(ながなぎなた)は、()長押なげし長薙刀(ながなぎなた)ぞ。(むこ)うの胡麻殻(ごまがら)()胡麻殻(ごまがら)()胡麻殻(ごまがら)か、あれこそほんの真胡麻殻(まごまがら)。がらぴいがらぴい風車(かざぐるま)、おきゃがれこぼし、おきやがれ小法師(こぼうし)、ゆんべもこぼしてまたこぼした。
たあぷぽぽ、たあぷぽぽ、ちりからちりから、つったっぽ、たっぽたっぽ一丁いっちょうだこ、ちたらを、てもいても喰はくわれぬものは、五徳・鉄ごとく・てっきゅう・かな熊童子くまどうじに、石熊、石持・虎熊・虎いしくま、いしもち、とらくま、とらきす、なかにも東寺とうじ羅生門らしょうもんには、茨木童子いばらぎどうじがうで栗五合ぐりごんごうつかんでおむしゃる。かの頼光らいこうのひざ元去もとさらず。

まとめ

いかがだったでしょうか?

外郎売はさすがにむずかしいのですが、弱点チェック用の早口言葉のうちいくつかを、家族や友人、同僚とゲーム感覚で試してみましょう。オンライン飲み会などで友だちと一緒にチャレンジすると、とても盛り上がりそうです。

筆者もこの記事を書きはじめたときは、早口言葉を唱えるたびに頬や舌の疲労を感じましたが、何度も何度もつぶやいているうちに、だいぶスムーズに言えるようになりました。

練習の様子をボイスレコーダーで録音しておくと、成長が実感できるのでおすすめです。自分が言いにくい言葉と、耳で聞いて聞き取りにくい言葉は必ずしも一致しないことがあるので、その確認にも役立ちます。

ぜひ、一緒に口元を鍛えて、老い知らずで過ごしましょう。

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